大谷翔平に止まぬ激賞の声 米記者が早くも“日本人史上初の戴冠”を断言「MVP争いはもう終わった。差は僅差ですらない」

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 米老舗誌『Sports Illustrated』のトム・ベルドゥッチ記者は「ショウヘイ・オオタニはすでにMVPレースに終止符を打った。エンゼルスのスターは、スポーツの歴史において、最も印象的な二刀流選手として、その地位を確固たるものにしている」と断言。先述の好調ぶりを受け、今季のア・リーグMVPに大谷こそがふさわしいと強調した。

 かねてから大谷を「ここまで優れている選手を見たことがない」と賞賛していたベルドゥッチ記者だが、この段階でMVPに推すのには明確な理由がある。「もうMVPレースは終わったように見える。しかも、その差は僅差ですらない。オオタニはキャリアで最高の野球を展開している」と論じた同氏は、次のように続けた。

「今シーズンのオオタニがいかに優れているかを理解したい場合は、次のことを思い浮かべてほしい。彼はホームラン数でメジャーリーグトップ(ピート・アロンソと並ぶ22本)に君臨しながら、最も打たれ強いピッチャー(9イニングあたり5.6本)でもあるんだ。

 彼が台頭する以前のことを思い返してほしい。球界一のホームランバッターが、最も打たれ強いピッチャーにもなれるという発想は、心躍るものだったはずだ。今でもそうであるべきなんだ。オオタニが3シーズンも高水準の二刀流を続けているからと言って、その驚きが薄れるはずがない。当然と思うべきではないんだ。彼は本当に素晴らしい選手だ」

 ちなみにMVP争いの基準ともなる指標「WAR」でも、現在の大谷(4.6)はリーグトップに君臨している。このままの調子でいけば、ベルドゥッチ記者の言うように日本人選手史上初となる2度目の戴冠は間違いなさそうだが、はたして。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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