日本人初の本塁打王に、打撃三冠王、そしてCY賞も急浮上!? 大谷翔平の“無限の可能性”に膨らむ淡い期待
投手にとっての「MVP」とも評されるサイ・ヤング賞。リーグMVPと同様に全米野球記者協会に所属する記者による投票で決められる同賞は、イニング数と防御率が重要視される傾向にある。そうした背景をふまえても大谷は受賞する可能性が高まったと言える。
無論、コールが優位な立場にはある。ヤンキースの押しも押されもしない絶対的エースは、勝利数こそ大谷と同じく10勝ながら、160.1イニングを投げ、防御率3.03、WHIP1.07と好成績を記録。リーグトップの18QS(先発投手が6回以上を自責点3以内に抑えた場合に記録される指標)は、二刀流スターよりも6つ上回ってもいる。
しかし、大谷ならば――。日本人史上初となるメジャーでの本塁打王ひいては打撃三冠王を手にする可能性を有する打者が、サイ・ヤング賞争いにも食い込んでいる。この非現実的とも言うべき無限の可能性が淡い期待を膨らませ続ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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