大谷翔平の圧巻「186.8キロ」21号2ランに米識者も驚嘆!「歴代左打者で最も強烈な逆方向へのアーチ」
規格外のパワーを見せつけた大谷。21本塁打はア・リーグトップの数字だ(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地6月14日(日本時間15日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。チームは敗れたものの、21号2ランを含む4打数2安打2打点、1四球を記録し、11試合連続安打をマークした。
【動画】敵守護神の直球を粉砕! 大谷翔平が逆方向の2階席まで運んだ圧巻21号をチェック
最終回に豪快な一発を叩き込んだ。5点ビハインドの9回1死二塁の場面、5打席目が回ってきた大谷は相手左腕のウィル・スミスが投じた真ん中付近の速球を強振。打球を左中間スタンドの2階席まで運ぶアーチを放った。本人は打った瞬間に本塁打を確信していた。
メジャーリーグで生まれたありとあらゆるホームランのデータを集計している『Would it dong』の公式Twitterによると、大谷が放ったアーチは打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、打球角度は26度、飛距離453フィート(約138メートル)を計測した。
逆方向へ運んだ一発に米メディアは驚嘆。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のTwitterで「116.1マイル!ショウヘイ・オオタニのホームランはスタットキャストが導入されてから左打者による最も強烈な逆方向への本塁打を記録した。それ以前の記録はジョーイ・ギャロによる113マイルで、その差は歴然だ」とツイートし、左打者が逆方向に放った一発としては歴代最速の打球速度を記録したことを伝えた。