米記者が訴えた大谷翔平の「異常さ」 投打で一流の活躍を続ける二刀流戦士の凄み「本当に狂気の沙汰。誰も気づいていない」

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直近7試合で打率5割と打ちまくっている大谷。その好調ぶりには米記者も舌を巻く(C)Getty Images

「ミスター・ジューン」――。そう呼ばれる偉才は、やはり6月に入って調子を上げてきた。大谷翔平(エンゼルス)である。

 現地6月14日に敵地で行なわれたレンジャーズ戦でも彼の打棒は異彩を放った。チームが5点差を追っていた9回表に1死二塁で、相手守護神ウィル・スミスと対峙した大谷は、カウント94.1マイル(約151.4キロ)の4シームを強振。左中間へ138.1メートルの特大アーチを放ったのである。

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 今季21発目の一打でアメリカン・リーグの本塁打王争いでも単独トップに立った大谷。直近7試合で打率.500、長打率.1.107、5ホーマーと量産体制に入ってきた感がある。この一流クラスの数字を中5日で先発登板をしながらマークしているというのだから、もはや驚くほかにない。

 無論、現地の識者たちも愕然とするばかりだ。米メディア『Barstool Sports』などで執筆しているジャレッド・カラビス記者は「誰もがショウヘイ・オオタニに憧れるのは分かる」と自身のツイッターに投稿。そのうえで、次のように記し、現球界において「唯一無二」とされる二刀流戦士の凄みを訴えた。

「(憧れるのは)当然だ。だけど、450フィート以上の高さの特大弾を打てて、MLB全体のホームラン王争いでも1本差と迫り、しかもピッチャーとしてアメリカン・リーグで2番目に多くバッターを三振させたことがどれほど異常なことか。これは本当に狂気の沙汰だよ。これには、誰も気づいていないような気がするね」

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