エンゼルスの緊急補強で事実上の大谷翔平”残留決定”と米識者が主張 「これで疑問が解決されたことは明白だ」
大谷が強く求めるプレーオフ進出に向け、チームも補強に動いた(C)Getty Images
大谷翔平が所属するエンゼルスは現地時間7月26日(日本時間27日)、ホワイトソックスとの交換トレードでルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペスの両右腕投手を獲得したことを発表した。
ジオリトは今季21試合に先発し、6勝6敗、防御率3.79、通算で59勝53敗の成績を残している。ロペスはリリーフとして今季43試合に登板、2勝5敗10ホールド4セーブ、防御率4.29。ここ2シーズンでは計104試合でマウンドに上っている。
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同日、米国内ではスポーツサイト『Sports Illustrated』が、エンゼルス球団が今夏の大谷のトレード放出をしないことを決断したというニュースを伝えた。その中では、現在もエンゼルスはワイルドカードを争う位置につけており、放出の噂が絶えなかった大谷をつなぎ止めたことで、現地時間8月1日(同2日)のトレード期限まで戦力強化を図る「買い手」として動くとも報じられている。
マイナーの若手選手が交換要員となり、ジオリト、ロペスという実績のある両投手を獲得したことは、シーズン終盤へ向け、プレーオフ進出を目指すことへの意思表示であることも明らか。ここからデッドラインまでの数日間、さらなる選手獲得なども予想される。