大谷翔平への「投資は冷静にしなければならない」 NY紙ベテラン記者が論じた二刀流だからこその「無視できない」リスク

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偉大な功績を投打で残してきた大谷。注目を集める彼のFA契約だが、そのリスクは常々論じられている。(C)Getty Images

 異彩を放つ日本人の一挙手一投足にニューヨーカーたちが夢中になった。

 現地8月25日から敵地で行われたメッツとの3連戦で、注目を集めた大谷翔平(エンゼルス)は全試合に「2番・指名打者」として先発出場。連戦直前に発表となった右肘側副靭帯の損傷の影響を感じさせないパフォーマンスを見せた。

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 とりわけ圧巻だったのは、26日に行われた2戦目だろう。MLBにおいて過去26年で10人目しか達成者のいない1試合で二塁打、三塁打、四球、2盗塁を記録したのだ。地元放送局『Bally Sports West』の解説を務めたマーク・グビサ氏が「リッキー・ヘンダーソンのようだ」と評した躍動には、打っても、走っても、球場を沸かせられる男の異能さが詰まっていた。

 大谷のはつらつとしたプレーは、目の肥えたニューヨークの名物記者も刺激した。日刊紙『New York Post』のベテラン記者であるジョエル・シャーマン氏は自身のコラムにおいて「バーンズのように投げ、ジャッジのように打ち、そしてまるで風のように走る。これをたった一人の人間がやっている」と絶賛した。

 たとえ「打者」としてだけでも話題に事欠かない稀代の天才は今オフにFA(フリーエージェント)となる。右肘の故障がどの程度の影響をもたらすかは不透明だが、5億ドル(約730億円)という超大型契約を結ぶのではないかという声は尽きない。

 シャーマン記者も大型契約を見込むうちの一人だ。大谷について「彼がナンバーワンであることは一目瞭然だ。市場価値やステータスを考えても、オーナー側には記録的契約にプラスアルファを付帯する価値があるだろう」と断言。そのうえで「右肘靭帯の故障によって、長期間打つだけになった場合や年齢とともにパフォーマンスが必然的に低下した場合など、どれほどの価値があるのかを見定める必要はある」と指摘し、こう続けている。

「彼が来シーズンに二刀流が出来たとしても投資は冷静にしなければならない。たとえば、あるチームの年俸が総2億ドルで、オオタニの年俸が5000万ドルだとしよう。その場合、1億5000万ドル+オオタニの年俸はありえない。2億ドル+オオタニの5000万ドルでなければならない。

 なぜなら、彼をローテーションに入れるということは、そのほかに5人の投手を用意しなければならないからだ。オオタニは中4日で投げることは滅多にない。そのため、他の先発投手を5人揃えなければならないが、これはどのチームにとっても容易ではない。さらに先発投手が合計6人ということは、中継ぎが1人少ない状態で運用することを意味する」

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