ネビン監督が感嘆! 怪我をしても揺るがなかった大谷翔平の出場意欲「ショウヘイの振る舞い方に救われている」
怪我をしてもなお、出場を求めたという大谷。その意欲的な姿勢にネビン監督も感嘆した。(C)Getty Images
ショッキングな怪我が判明してから約2日。大谷翔平(エンゼルス)は、グラウンドに立ち続ける決意を下した。
現地8月23日に敵地で行なわれたメッツ戦に大谷翔平は「2番・指名打者」で先発出場。3回に相手先発右腕の千賀滉大から115.4マイル(約185.7キロ)の弾丸二塁打を記録するなど2打数1安打(3四球※1申告敬遠を含む)と活躍。現地23日に負った右肘内側側副靱帯の損傷の影響を感じさせなかった。
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エンゼルスのペリー・ミナシアンGMによれば、「ドクターのセカンドオピニオンを待っている」状態だという大谷。そのなかでも、「打撃に影響が出ないなら」とプレーを選択し、なおかつ結果を残すのは流石と言うほかにない。
そんなチームを牽引するスターのたくましい姿に指揮官も脱帽する。試合前に地元局『Bally Sports West』などの取材に応じたフィル・ネビン監督は「ショウヘイの振る舞い方にチームが救われている」と告白。少なくとも今シーズンは投げられないと分かった負傷後も、これまでと変わらない姿に胸を熱くさせた。
「ショウヘイは今回の件が分かる前と変わらない笑顔でチームメイトと接してくれている。大怪我を負っているなんて一見するだけじゃ分からないぐらいに普段通りなんだ。彼は試合に出るのが大好きだし、怪我をした直後も指名打者として出る事を望んでいた。今週末もそうだ。仲間と一緒にいる事、ファンの前に出る事をショウヘイは望んだ」