「明らかにパワーアップしている!」大谷翔平、今季2勝目の粘投に現地アナリストが賛辞!5打数3安打の打棒にも注目
84球を投げ、今季2勝目を手にした大谷。打っては5打数3安打で9対5での快勝に貢献した。(C)Getty Images
粘りの投球が続いている。
現地時間4月27日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、ホームで行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦に2番・投手でスタメン出場。投手として5回5安打、2失点、1四球、4三振の成績を残し、打者としては、第1打席にセカンドゴロ、第2打席もセカンドゴロ、第3打席はセンター前ヒット、第4打席はライトへのツーベースヒット、第5打席はライト前ヒットと5打数3安打で1打点、1得点をマークした。
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MVPを獲得した昨シーズンからの期待を思えば、まだまだ納得のいく結果は残せていない大谷だが、ユニフォームの着こなしを変えたり、散髪してみたりと様々な工夫を凝らして臨んでいる。
そんな中で迎えた一戦、前回登板では6回途中までパーフェクトピッチングを見せていただけに期待が高まったが、この日は制球に苦しみ、先頭打者を2ストライクに追い込みながらも四球を与えると、3番ホセ・ラミレスには甘く入ったボールを豪快に振りぬかれ、いきなり先制2ランホームランを浴びて悔しさをにじませた。
さらに大谷は続く2回にも2本のヒットでピンチを招くなど、本調子とは言えない内容だった。しかし、ピンチの場面でも粘り強く投げ続け、回を重ねるごとに投球内容は改善。最終的には5回を2失点に抑え試合を作った。