ジャッジのMVPに待った!大谷翔平の圧巻の投球に現地メディアは「オオタニがMVPの議論を単純なものにした」
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歴史的なMVP争いは、今シーズンの最後まで続きそうだ。
現地9月29日(日本時間30日)、エンゼルスの大谷翔平はアスレチックス戦に「3番・投手」の“リアル二刀流”で先発出場。この日の“投手”大谷は、8回2死までノーヒットピッチングを披露したが、その後にヒットを許し大偉業は逃したものの、8回2安打10奪三振の快投で今シーズン15勝目を記録した。“打者”大谷は初回にタイムリーヒットを放つなど4打数2安打の活躍。これで14試合連続安打を記録し、自己最長を更新した。
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今シーズンも残り試合数が少なくなっている中、優勝争いとともに加熱しているのがア・リーグMVP争いだ。ア・リーグ最多本塁打記録に並ぶ61号の本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジと、大谷の間で議論が活発化している。
この日、圧倒的なピッチングを魅せた大谷に対して、米データ分析会社『Codify Baseball』の公式Twitterは「ショウヘイ・オオタニが今夜のMVPの議論を単純なものにした」とツイートし、大谷のア・リーグMVPを擁護する反応を見せた。また、『ESPN』のリポーター、アルデン・ゴンサレス氏は自身のTwitterで、大谷が残した数々の記録とともに「MVPであろうとなかろうと、2021年に間違いなく史上最もユニークで印象的な野球シーズンを過ごし、22年にはそれをさらにレベルアップさせた」と投稿し、その歴史的な活躍に言及した。
さらに、『MLB.com』のエンジェルス番を務めるレット・ボリンジャー氏は、大谷が試合後の会見でMVP争いについて言及した内容をツイート。大谷は「投票については、記者である皆さんの方が専門家だと思うので、皆さんにお任せします。でも、僕は間違いなく楽しんでいます。ジャッジを見ているのが楽しい。彼が61本打つのを見ました。野球ファンとして、彼の活躍を見るのは素晴らしいことです」と謙虚に語った。
大谷は“2年連続MVP”という偉業を達成できるのか。現時点でその価値に値するのは間違いなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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