「最も切望されるFAの1人」大谷翔平の1年3000万ドル契約にMLB公式が見解!「興味深いオフ」とトレードの可能性も示唆
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エンゼルスが大谷翔平と1年3000万ドル(約43億5000万円)で2023年シーズンの契約に合意したと発表された。大谷にとっては大幅アップとなり、今オフの年俸調停は回避。これにより、来季もエンゼルスのユニフォームを着てプレーすることになる。
今夏よりトレード移籍などのさまざまな可能性が取り沙汰されてきた大谷。この契約を結んだことについて、メジャー公式サイト『MLB.com』でも今後への見解を綴っている。
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同メディアでは「オオタニはこの冬、記録的な調停プロセスに向かっているように見えたが、今回の合意でそれは回避された。3000万ドルというこの契約は、2020年シーズン前にムーキー・ベッツが受け取った2700万ドルを上回り、仲裁3年目の選手としては最高記録となる」と、契約内容について言及した。
さらにエンゼルスのフィル・ネビン監督代行による「それは彼のために素晴らしい契約となった。というのも、このままオフシーズンに突入してしまうのは不安だったからだ。我々も彼との契約は喜びだし、うまくいけば、我々はしばらくの間、ともに戦うことなる」という安堵の言葉も掲載。
一方で同メディアは「オーナーのアルテ・モレノが8月下旬に彼はチームの売却を模索していることを示したように、所有者の変更が迫っている可能性があり、それはまだエンゼルスにとって興味深いオフシーズンになるかもしれない」と今オフの球団の動向を指摘した。
その上で「また、エンゼルスが今オフ以降にオオタニをトレードする可能性も依然として残っていて、新オーナーは球団の新しいビジョンとして彼を売ることも可能である。しかし、それはオオタニの契約が切れる、来シーズンオフよりも以前に行われなければならないだろう」として、来季途中でのトレードの可能性にも触れている。
加えて、同メディアはエンゼルスと大谷の今後について以下の様に見解を述べている。
「エンゼルスが彼と延長契約を結ぶことができない場合、エリート打者および投手としての彼の才能を考えると、2023年シーズンの後、メジャーリーグの歴史の中で最も切望されるフリーエージェントの1人になるだろう」
近い将来での移籍の可能性も残されていると伝える今回のトピック。単年で結ぶこととなった契約が、今後の大谷にとって、どのような結果をもたらすのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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