メジャーリーグが「登録ポジション」についてルール変更!二刀流完全復活に挑む大谷翔平が受けるメリットとは
選手が「二刀流」としての登録資格を得るための条件
またもう一つのルール変更が、ベンチ入り選手枠の拡大だ。長く続いたメジャーの25人枠が、26人に拡大される。同時に投手の登録は13人までと制限される。二刀流の大谷は投手にはカウントされない。実質的にベンチに投手を14人置くことが可能となる。
選手が「二刀流」としての登録資格を得るためには、同一シーズンで投手として20イニング以上に投げ、DHを含む野手として先発出場し3打席以上立つ試合を20試合以上経ないとならない。大谷は昨季は1試合も投げていないため、直近シーズンという意味ではこの規定からは外れる。ただ2018年シーズンにはこの規定を楽々とクリアしており、エンゼルスはMLB機構にかけ合い、今季開幕からの二刀流としての登録を特例として認めてもらう方針だ。その点に関しては楽観的に捉え、手応えはあるという。
右肘、そして昨年10月にメスを入れた左膝と、足かせだった全身の負傷は癒えつつある。ルール変更などによる力強い追い風も背に、二刀流完全復活へのシーズンに挑む。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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