秒速9メートル?大谷翔平の速すぎる内野安打に現地解説も感嘆「ストライドが軽やか」
快足を飛ばしてセカンドゴロを内野安打にした大谷。そのスピードに現地解説も唸った。(C)Getty Images
現地時間6月20日(日本時間21日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、ホームで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番・DH」で出場。2打数1安打2四球に終わり、試合も2-6でロイヤルズに敗れた。
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ここまで3連勝と波にのっていたエンゼルスだったが、そんな中で3試合連続ノーヒットと打撃の調子が上がらない大谷の復調が期待された。
第1打席で四球を選び、迎えたこの日の第2打席。大谷は外角のボール球をストライクと判定をされ、目を見開くような驚いた表情を見せる。しかし、その後の変化球を叩くと打球はセカンドの正面へ。アウトかと思われた弱い打球だったが、持ち前の俊足を活かして内野安打をもぎ取った。4試合ぶりのヒットに、大谷も笑顔がこぼれた。
この大谷の俊足について、米カリフォルニア州地元局の『Bally Sports West』実況のパトリック・オニール氏は「秒速30.3フィート(約9.23メートル)」と伝えた。今季最速の平均スプリントスピードはロイヤルズのボビー・ウィットJr.の30.4フィート(約9.26メートル)。さらに同局解説のマーク・グビザ氏は「ストライドが軽やか。彼のスキルセットは見ていて本当に楽しい」と賛辞を送った。
この打席で3試合連続ノーヒットという呪縛から解き放たれた大谷。第3打席も四球をしっかりと選ぶと、8回の第4打席は右腕バーロウを相手に鋭いライナーを打ち返すも、ライトライナーに倒れた。
この試合は2打数1安打に終わり、復調の兆しを見せた大谷の打率は.252に。とはいえ、エンゼルスの投手陣は1回に先制2ランホームランを浴びると、8回にも2本のホームランを許して合計6失点と踏ん張れず。ア・リーグ中地区最下位のチームから白星を稼ぐことはできなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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