大谷9勝目ならずも、着実な投手復帰を支える「ある存在」
メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)が日本時間26日、敵地でオリオールズ戦に「1番・投手」で先発出場。投手として5回4失点で勝ち投手の権利を持ち降板したものの、後続ピッチャー陣が踏ん張れず、メジャー自己最多更新となる9勝目とはならなかった。
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メジャー4年目で初のオリオールズ相手に登板となった大谷は、初回、先頭のマリンズに初球をセンターに運ばれ先頭打者ホームランを許すと、4番のサンタンダーにも右中間へ運ばれ、立ち上がりいきなり2失点。
さらに4回にはフォアボールでランナーを許すとスチュワートに2ランホームランを浴び、自身メジャー初の1試合複数被本塁打で5回4失点。勝ち投手の権利を持ち降板したものの、リリーフ陣がつかまり逆転を許し、19連敗中だったオリオールズの「泥沼記録」を止める形となってしまった。
一方打者としては4打数無安打3三振と自らのバットで自身を援護することはできなかった。
今日の試合で2桁勝利に王手とはならなかったものの、今シーズンは開幕からここまで8勝。メジャー1年目オフに受けたトミージョン手術そして昨年負った右肘付近の故障を経て、投手・大谷「完全復帰」とも言える活躍を見せている。