日本では規定打席到達は一度もなかった、大谷翔平の常軌を逸した規定投球回&規定打席のダブル到達

タグ: , , , 2022/10/7

 日本ハム時代に最も多く打席に立ったのは、4年目の2016年。それでも382打席でしかなかった。規定打席は443打席で、61打席も足りなかったのである。残した104安打、打率・322、22本塁打、67打点という数字は、NPBにおけるキャリアハイと言っていい成績ではある。

 投手としては2年目の2014年と、2015年の2度、規定投球回に到達。特に2015年は160回2/3に投げ、15勝で最多勝、防御率2・24で最優秀防御率のタイトルを獲得した。NPBでの投手としてのキャリアハイはこのシーズンだった。

 まだ若かった大谷の将来のことを考え、当時の栗山英樹監督が極力余計な負荷を与えないよう大事に育成していたということが大きいのだろう。その育成期間があったからこそ、円熟期を迎えた今のメジャーリーグでの充実ぶりがある。

 誰も想像しなかったようなことを、次々と現実ものとしてきた大谷。規定投球回&規定打席のダブル達成は、侃々諤々の賛否を呼んだ投打二刀流の、究極の到達点と言っていいのかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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