大谷、打撃二冠に意欲! 指揮官も認める「主砲の風格」とは
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は29日(日本時間30日)に本拠地で行われたアスレチックス戦に「2番・DH」で出場。ここまで16打数6安打と相性のいい右腕モンタスに第1打席は空振り三振。第2打席は四球を選んでいる。
ここにきて調子を上げている大谷。本塁打は37号をマークし、この日33号3ランを放ったゲレーロジュニア(ブルージェイズ)に4本差をつければ、打点も同じくゲレーロジュアニの83打点に続く81打点と、し烈な争いを繰り広げている。
打撃二冠も視野に入ってきたことで「いい位置にいるので、もちろん取りたいなという気持ちは誰しもあるかなと」とコメント。続けて「ただ他の選手も素晴らしいバッターばかりなので、とにかく(チームが)勝てるように、そこにしっかり集中していけば、おのずといい結果が生まれるかなと思っています」とフォア・ザ・チームの姿勢を強く打ち出した。
そんな大谷を頼もしく見つめているのが指揮官のマドン監督だった。チームを引っ張る主砲としての自覚、風格が出てきたという。
「間違いなく刺激を与えている。彼のような選手は私たちの誰も今まで見たことがない。トラウトも過去に何度も似たようなことをしていたが、そこに投手としての要素が加わるんだ」と投打にわたってチームを鼓舞し続けていると認める。
1 2