圧巻の11K!6試合連続2桁奪三振の大谷翔平をMLB公式が称賛「ショウヘイは偉大な存在であり続けている」
大谷は気迫のピッチングで11個もの三振を奪った。(C)Getty Images
104年ぶりの偉業はお預けも、持ち前の奪三振力で日本人最長記録を更新した。
現地7月28日(日本時間29日)、エンゼルスの大谷翔平は、本拠地で行われたレンジャーズ戦に「1番・投手」の“リアル二刀流”で先発出場。1918年のベーブ・ルースが記録して以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」を王手としていた登板だったが、勝ち星を手にすることができず、大記録はまたしても持ち越しとなった。レンジャーズ打線に8安打を許したものの、6回を2失点に抑え、11奪三振を記録した。これで大谷は6試合連続2桁奪三振となり、日本人最長記録を更新した。一方、打者では4打数無安打に終わった。
【動画】6試合連続2桁奪三振で日本人最長記録を樹立!奪三振マシーンと化した大谷翔平のピッチングをチェック!
この日の“投手”大谷は、初回にいきなり3連打を浴びて、無死満塁のピンチを招いたが、得意のスライダーを13球連続で投げるなど変化球中心のピッチングで、後続の打者から3者連続三振を奪い、無失点に抑えた。4回にはレンジャーズの4番打者ネート・ローに一発を浴びるものの、粘りの投球で相手打線を2失点に抑えた。しかし、味方の援護に恵まれず、10勝目を手にすることはできなかった。
現地では大谷の熱投に称賛の声が集まっている。MLBの公式Twitterは“11K”と書かれた画像とともに「6試合連続2桁奪三振。ショウヘイは偉大な存在であり続けている」とコメントし、大谷の“奪三振マシーン”としての活躍に賛辞を送った。また、コメント欄では「今年もショウヘイがMVPだ」と2年連続の快挙を願う声や、「エンゼルスの打線がひどすぎる」と大谷を援護できなかった味方打線を悲しむファンの声が見られた。
次回も2桁奪三振を記録すれば7試合連続となり、ノーラン・ライアンが持つ球団記録に並ぶ。「2桁勝利&2桁本塁打」との同時達成に、日米のファンから大きな期待が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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