大谷決勝タイムリー! 気になるプレーオフ争いの行方とGMが語った「チームの今後」とは
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が31日(日本時間8月1日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・DH」で先発出場。3回に決勝打となる先制適時二塁打を放ち、チームはこれが唯一の得点となり、共にプレーオフを争う、アスレチックス戦の連敗ストップに貢献した。
アスレチックスの先発左腕・アービンに対し、初回の第1打席は空振り三振。0―0で迎えた3回一死一・二塁の第2打席はカウント1―1から3球目の直球を捉え、痛烈な弾丸ライナーで「大谷シフト」の間を破り右中間へ。この間に二塁走者が先制のホームを踏み、大谷も快足を飛ばして二塁を陥れた。これで打点も82打点と現在首位のゲレーロジュニア(ブルージェイズ)とは1点差、ディバース(レッドソックス)と並んで2位につけている。
5回一死無走者の第3打席は高めの速球で再び空振り三振に倒れ、8回先頭の第4打席も外角低めのスライダーに空振り三振となった。
この日の大谷は4打数1安打3三振1打点。最近は各チームとも、大谷に対しては長打を警戒し、アウトコース主体の配球を徹底している。その中で数少ないチャンスをものにして、貴重な決勝点を叩き出した。
そして残り60試合弱となる中、気になるのはプレーオフの行方だ。エンゼルスはこの日の勝利で、同地区2位のアスレチックス戦の連敗を「7」でストップ。ポストシーズン進出争いでワイルドカード2位につける同軍とのゲーム差を「6」に縮めた。