大谷決勝タイムリー! 気になるプレーオフ争いの行方とGMが語った「チームの今後」とは

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 注目を集めているのが7月末に期限を迎えたトレードの中身だ。優勝争い中のチームが即戦力補強に乗り出すが、そのほかのチームは「来季を見据えたトレード」に取り組むことが多い。

 エンゼルスは30日(日本時間31日)、左腕のアンドリュー・ヒーニー(30)投手をマイナー2選手と金銭との交換でヤンキースに放出した。ヒーニーは今季、大谷らとともに先発ローテーションの一角を務め、18試合で6勝7敗、防御率5・27だった。

 さらにリリーフ左腕のトニー・ワトソン投手(36)も3投手と引き換えにジャイアンツに放出した。

 ローテーション投手とリリーフ左腕を放出し、若い選手を獲得となれば、すでに今季をあきらめ、来季を見据えた補強とも感じられる。

 この「チーム解体」ともいえる補強内容に関して、しかしミナシアンGMは「完全なチーム解体じゃない」と強調。今回のトレードを敢行した理由を「チーム改善のために、逃すには惜しすぎるチャンスだった」と説明した。

 「チーム改善」とは何を指すのか。すでに今年の5月には10年契約の最終年だったプホルスを放出、長年チームの顔を務めてきたプホルスを手放したことで、若返りを意識させた。さらに今回獲得した5選手はいずれも投手。7月に行われたドラフトにおいても獲得した20人すべてが投手だったことで話題となったが、これまで打高投低が課題とされてきたチームにおいて、いよいよブルペン整備に力を入れ始めた証拠ともいえる。

 プレーオフ進出を見据えてわずかな光もある。守護神のイグレシアスを放出しなかったことだ。トレード候補の最有力とされたが、残留となった。この点についてはマドン監督も「フロント陣の信頼に感謝する。球団が『うちはまだやれる』というサインを送ってくれるのは本当に大事なことだ」とキッパリ。厳しい戦いとなっているが、この日のように1―0などの僅差の勝利を確実にモノにしていくことも、目指すプレーオフ進出に関して大事な要素となりそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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