井納翔一が歩む巨人FA史上ワーストコスパ選手への道
スポーツ紙のデスクは、こんな見解を口にします。
「巨人のFA史上、最低の選手は2006年に中日から加入したサウスポー・野口茂樹投手と言われています。1999年には19勝を挙げてセ・リーグMVPに輝いた実績を買われ、年俸1億円の2年契約(推定)で原巨人に加入しましたが、けがもあって1年目は登板1試合にとどまった。2年目は中継ぎで1勝を挙げただけで、3年目は登板なしで戦力外になったんです。それ以上に、人的補償で中日に移籍した小田幸平捕手がナゴヤで大人気を博したことから、巨人ファンの間でも『小田をわざわざ放出して獲ったのに…』と、恨み節がやまなかったのです」
「しかし、そんな野口でも1勝はしたし、移籍2年目は31試合に登板しています。このままでいくと、井納が『野口超え』で『巨人FA史上ワーストコスパ選手』となるのは、時間の問題かもしれません」
巨人は現状、投手陣が安定感を欠き、再建の必要性が叫ばれています。本来なら実績のある井納投手がその一番手にならなくてはいけないのですが…。
シーズンはまだまだ折り返し地点を過ぎたばかり。年俸に見合った活躍を、G党の誰もが待ち望んでいます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【巨人】ウォーカーの成長支えた「2人のコーチ」とは
【関連記事】エンゼルス・大谷 豪快17号も敗戦 にわかにトレード説が信憑性を増す「これだけの理由」とは
【関連記事】秋山翔吾もサヨウナラ 西武ファンの癒えない心の傷 暗黒の「流出史」