巨人・中田が早くもスタメン落ち! 指揮官が危機感を強める「あの理由」とは
巨人は10日のヤクルト戦(東京ドーム)に1―2と敗れた。打線が相手左腕の高橋を打ち崩せず、これで2カード連続の負け越し。原監督の「ムチ入れ」もいよいよ激しくなりそうだ。
この日の先発は前回プロ初勝利をあげたばかりのドラフト3位ルーキーの赤星。丁寧に投げ、6回まで1失点と投手戦を繰り広げたが、7回にバッテリーエラーもからみ失点。プロ最多の121球を投げ、7回5安打2失点と好投も打線の援護なくプロ初黒星を喫している。
一方、チームに影を落としているのは打線の状況にある。この日は相手左腕の高橋を打ち崩せず、打線は6試合連続の3得点以下と開幕直後の猛爆ぶりに比べて、停滞ムードが感じられる。この日も相手左腕・高橋の前にわずか1得点とあって、「もう少し打たないと。打者陣がもう少しふんどしを締め直さないと」とナインに奮起を求めた。
この日は開幕15試合目にして初めて中田をスタメンから外した。開幕から14試合で「5番・一塁」として先発出場を続け、満塁本塁打を含む2本塁打をマークしながら、最近は好機で凡退することも多く、打率・212と低迷していた。この日、中田に代わる5番にはこれまで6番に入っていた丸が入り、一塁には今季初スタメンとなった中島が入った。
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