中田電撃移籍で思い起こされる巨人への過去の無償トレードとは
今回とはまた異なるケースだが、世間を驚かせたという意味では通じるのが2003年のオフにダイエーから巨人へ無償トレードされた小久保裕紀のケース。小久保はダイエー球団フロント陣との確執が深まり、放出を訴えていた。当時2億1000万円と推定された年俸を現状維持で迎える予算を持つ球団は、やはり巨人ぐらいしか見当たらなかったのである。
2003年シーズンは故障のリハビリで1試合も出場できなかった小久保だが、移籍先の巨人で復活。後にFA権を獲得し、ダイエーフロント陣が一掃されていたソフトバンクへ復帰。その後も長く活躍し、名球会入りの2000安打も達成した。
まだ32歳と若い中田。原監督の下で復活はなるのか。移籍会見では「本当に反省しています。こうしてチャンスをいただき、その期待を絶対に裏切ってはいけない。一から自分を見詰め直し、しっかりやっていきたいと思います」と語った。今後どんなプレーをみせ、どんな言葉を紡いでいくのか。周囲からの厳しい言葉も想像される中、今はいばらの道に映る復活ロードを歩むしかない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
大谷、またスーパーマンぶりを発揮! 二刀流翌日に元気にマルチを達成!現地メディアは「地球上で最高のショー(翔)」
苦境の日本ハム・中田にあのレジェンドOBが金言エール! 『長い野球人生・・・』
中田暴行問題が決定打・・・日本ハム名物「栗山監督辞任プロレスごっこ」見納め