正念場を迎えた今永昇太「ゾーン外の球を追わなければ打てる」と分析された左腕は苦境を乗り越えられるか
また今回、今永が許した3本塁打について、「ニューヨークは我慢強く、イマナガから打った3本のホームランは、いずれもゾーン内のフォーシームだった」と説いており、「打者が規律を守り、ゾーン外の球を追わない限り、彼の球は打てる」と分析している。
今永にとって、メジャーで初の2度目の対戦となったメッツのスカウティングが功を奏したと主張する同メディアは、「金曜日の登板は、打者が彼の投球スタイルに慣れてしまった後のパフォーマンスに懸念を抱かせるものだった」として、今後、他の球団とも対戦を重ねていくことについての不安の言葉を並べた。
同メディアは他にも、「イマナガにとって幸いなのは、5日間の休養を前提とした次の2試合の先発が、まだ対戦したことのないジャイアンツとフィリーズ戦であることだ」と見通している。だが、メッツ戦での結果を受け、ここから他チームからの今永へのマークはさらに厳しくなってくることも確実。メジャーリーガーとしての実力が試されるマウンドは、今後も長く続いていくことになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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