復帰後8試合で6失策…中日・高橋周平の三塁守備に“異変” 故障明けの動きで気になるところは?

タグ: , , , , 2024/6/24

■気になるのは「反応の遅さ」

 実際、現地や中継等で高橋周の守備を見ていると、ケガをする以前より反応がコンマ1秒2秒遅くなっていると感じる。15日のロッテ戦でのトンネルはその典型例だ。さらに今は失策という「結果」が重なって、動きがやや硬い印象も受ける。

 では、この「失策禍」をどう解決していくのだろうか。一つは与えられた守備機会をこなしていくこと、あとは打ち続けることが重要と考える。

 守備は9割以上捌くのが当たり前なので、改めて数をこなして元の状態に戻していく。そして、守備機会を得るためにもスタメンで出続けることが肝要。高橋周は打撃面での貢献も見込める選手なので、最悪守りが不安でも打ちまくれば良い。幸い、打撃面ではスタメン出場7試合のうち5試合で安打をマーク。13日の日本ハム戦では本塁打を放っている。

 開幕ダッシュを決めて単独首位に立った時は、高橋周の攻守での活躍が光った。離脱後にズルズルと落ちていった時に、高橋周の存在の大きさを痛感させられた。

 ドラゴンズの上位浮上には背番号「3」が不可欠。再び攻守でハッスルする姿を待ち侘びている。





[文:尾張はじめ]

【関連記事】最下位に転落した中日の浮上ポイントは? 球界OBから指摘された「中田翔の説得力はもうない」

【関連記事】大記録達成、新星の登場、20年目の初優勝…2024年のプロ野球交流戦「三大ニュース」

【関連記事】今夏のトレード戦線の行方は? 高木豊氏が予想する「ビシエドの行先」「注目選手の名」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム