ドラ1から数年で戦力外も 期待のドラ1が活躍できない理由を球界OBが解説「1位だけど30点もある」
メディアで過熱するドラフト番付や評価については、「ドラフトはアマチュア時代の通信簿。未来は測れない。そこからの成長次第。伸び代なんて誰にもわからない。だからドラフトはどのポジションを押さえていったかを見る方が楽しい。選手とかで過度な評価をしないで、どのポジションを埋められたとか、メッセージを読み取るのがおもしろい」と主張。
さらに、「村上(宗隆)もハズレ1位で三冠王。近本(光司)なんて、藤原(恭大)外して、辰己(涼介)いって、ハズレハズレで1位。結局、近本が1番活躍している。今回くじ引きでうまくいかなかったチームもあるかもわからないけど、別にそんなたいしたことじゃない。どのポジションを押さえにいったかを読み解くといいドラフトかどうかわかるから、ドラフト1位にばっかりとらわれることはない」と語った。
一部では「不作の年」とも囁かれていた今年のドラフト会議。だからこそ各球団のビジョンが垣間見えるドラフトとなったのではないだろうか。その真価が問われるのは数年後。指名された選手たちの飛躍に期待だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】原巨人「だらしなかった」 屈辱のBクラスで指揮官から断罪された「選手の名前」
【関連記事】高津ヤクルトの「ワナ」 戦前から危惧されていた「ポイント」とは
1 2