【ヤクルト】西川遥輝の「経験」と丸山和郁の「成長」 コーチが語った“新1・2番コンビ”の貢献度

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 西川も55試合に出場して打率.244と2割前半だが、出塁率は.335を記録。丸山と2人で、クリーンアップにつなげる役割を十分に果たしていて、大松コーチも「助かっています」と、チームへの貢献度が高いことを認めている。

 6月4日の西武戦(神宮)では、延長10回に丸山がサヨナラ勝ちを呼びこむ内野安打で試合を決め、丸山と西川は抱き合って勝利を祝った。交流戦での印象的なシーンのひとつとなった。

 ヤクルトは打線の中軸として、村上宗隆の他にドミンゴ・サンタナ、ホセ・オスナの両外国人、長岡秀樹、山田哲人も加えた長打を打てる選手が多く控えているだけに、1・2番がつないでいければ、得点力もアップする。同コーチもそんな打線について「みんなが自覚してできるようになってきています」と、手応えを得ている様子だった。

 現在、首位広島とは6.5ゲーム差だが、逆転優勝も可能なラインにいる。ヤクルトが混戦セ・リーグの主役となれるか、打線を引っ張る1・2番の活躍に注目だ。





[文:別府勉]

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