病気公表の攝津正氏が語る「ドナー」への思い。引退後の現在は「好きなことをやりながら・・・」
限られた時間しかできないスポーツ。我慢すべき部分も沢山あった
現役引退から2年。病気に関しては定期的に通院しながら、現在は野球解説者として活動する傍ら、趣味も楽しんでいるという攝津氏。
「野球の解説をはじめ、九州のスポーツ番組でも解説や選手へのインタビューもしていますし、ラジオもやったりと色々なことをしています。ラジオに関しては釣り番組なので全く野球関係無いですからね(笑)
趣味では、釣りで遠出したり、最近はゴルフもはじめました。現役時に比べて時間がありますから、自分の好きなことをやりながら過ごしています。休日には子供の送迎もしていますよ」
現役時代は5年連続開幕投手を務め、沢村賞や最優秀投手など数々のタイトルを獲得した攝津氏。
激動の野球人生を終え、自らの好きなことをしながら時間を過ごす中で、こんなことを感じているという。
「限られた時間しかできないスポーツなので、現役中はやっぱり野球が大事でした。だからそこには、我慢をしなくてはいけない部分も沢山ありましたし、プレッシャーもあった。その中で自分自身気持ちが緩むというか、あまりエンジョイすることができなかったんですよね。
引退後はそういったことから解放されました。どちらかというと、引退したことに対して可哀想と見られているのかなと思いますが、そういった気持ちは全くありません。この先やりたいこともいっぱいあるし、『これから何ができるんだろう』という気持ちです。
かといって、これから草野球を始めたいということもないですけどね(笑)極力投げたくはないです」
なお、攝津氏のYouTubeチャンネル上で公開された動画では、現役引退後久々に投げた際の「ノースロー調整」エピソード、さらには指導者としての将来についても語られている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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