元チームメイトが明かす長谷川勇也のストイックさと、思う引退後のプラン「誰にも言っていないことも沢山ある」
福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也外野手(36)が8日、今季限りでの現役引退を発表した。
2013年には最多安打、首位打者のタイトルを獲得。以降は足首の怪我を抱えながらも、主に代打の切り札として存在感を発揮してきた。
そんな長谷川と現役時代チームメイトとして共にプレーしたホークスOBの攝津正氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新し、かつての同僚のすごさについて語った。
【動画】長谷川選手のすごさを振り返ります!現役生活お疲れ様でした!
長谷川の印象を聞かれると、
「画面上の通りですよ。打席でずっとブツブツ言っているじゃないですか。あれ、自分のイメージをずっと言っているんですよ。『この軌道がきたらこのボールだ』みたいな。ベンチでも言っていますからね。あとは、若手選手よりも誰よりもマシンを打っています。誰よりも研究している。そのくらいバッティングが好きな選手ですよ。2軍にいた時も、朝早くパコパコ打っていたし、試合後も、ずーっと打っていました。」
と、ストイックさを明かした攝津氏。
引退表明の前日に、長谷川より連絡をもらったと言うが、その際こんなことを話したと言う。
「普段そんなに連絡をすると言う感じではなかったんですけど、『引退します』と言う連絡がきました。『まだ出来るんじゃないの?』って話をしたんですが、体の状態がよくないと言う話をして。かなりギリギリの状態でずっとやっていたので、そろそろなのかなと思ったんじゃないですかね。
でも、終わってからの方が楽しいことはいっぱいあるよって話しました。子供の時から野球をやっていて、これまでほとんど休みなく過ごしてきたじゃないですか。そのくらい色々なものを犠牲にしてやってきましたからね。ここはもう、それを取り戻すように楽しもう、それくらいでいいんじゃないのと言う話をしましたね」