RISE対K-1の全面対抗戦が勃発! 王子・白鳥大珠が断言「今回はケンカ!」
――もちろんKOでとは思っているでしょうけど、どういう試合をしようと思っていますか?
「もうケンカッスね」
――おお!
「試合をしに行くじゃなくて、ケンカしに行く気持ちで、今回K-1との対抗戦だし、いつもとは気持ちも違いますよね」
――白鳥選手が「ケンカ」なんて言うと、ちょっとイメージと違いますよね?
「過去にケンカをたくさんしていたわけじゃないですけど、そういう気持ちッスね」
――今日の会見を経て、もちろんスイッチが入ったと思うんですけど、まず最初にオファーをされた時は?
「うーん、相手を何も聞かされていなかったので」
――そんな感じだったんですね。
「やりたい相手も、とくに出てこなかったし。でも、(このイベントに)出られるのは本当にありがたいですね。東京ドームで、しかも満員になると思うし。そんな機会ってもうないのかなと思っちゃいますね」
――前回の試合(4月2日、東京・代々木第一体育館での秀樹戦)は判定で勝ちましたけど、白鳥選手らしくないスッキリしない勝ち方でした。
「そうッスねえ……」
――他の選手は、勝つと次々に対K-1をマイクアピールしていたのに、白鳥選手はしなかった。
「俺もKOして言うつもりだったんですけどね」
――その辺はわきまえているなっていう感じは凄くしたんです。
「だから、自分ではチャンスを逃しちゃったかなとは思ったんですけど、今回出させてもらえるってことで、前回見せたものとはまったく違うものを見せたいと思っています」
――ほかの試合で気になるものはありますか?
「全試合気になりますね。気になるっていうか面白そうですね」
――芦澤竜誠選手とYA-MAN選手の間でひともんちゃくあると思ったけど、やっぱりあったっていう。
「ひと試合くらいあってもいいんじゃないですか?」
――この間、話を聞かせてもらった時に、『YAーMANはかわいい』と言われていましたけど、今回の会見で、それがわかった気がしました。
「まあ、そうですね(笑)。かわいいッスね」
――前回の試合を振り返ってもらうと、反省点はなんでしょうかね?
「うーん…、1ラウンドの初っ端にカーフを蹴ってきたので、ちょっと意識しすぎちゃったんですよね。それで踏み込んでパンチを打つのを警戒しちゃったんですよね。だからなかなか前に出られなくて。あとは気持ちの問題ですね。メンタルですね」
――メンタルですか。
「行かなきゃいけなかったのに、行けなかったっていう。まあ、悔しかったッスねえ」
[文:Show大谷泰顕]
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