「もう158キロ出るの?」藤川阪神でベールを脱いだ、支配下間近の"ロマン腕"に反響止まらず 「可能性しか感じない」
実戦で158キロをマークした工藤への期待が高まっている(C)産経新聞社
V奪回を目指す阪神でまた1人、楽しみな新星が出てきた。
育成ドラフト1位の工藤泰成(四国アイランドリーグ・徳島)は16日の広島との練習試合(宜野座)の8回に初登板。
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先頭、末包昇大に投じた2球目が球場計測では158キロを記録。どよめきが走った。それ以降も150キロを連発と球威ある直球を軸に末包を右飛に打ち取ると、3番に入った仲田侑仁には直球をセンター前にはじき返された。それでも続く二俣翔一を遊飛、最後は渡辺悠斗を同じく直球で中飛に打ち取り、1回1安打無失点の"満点デビュー"を飾った。
この力投には藤川球児監督も好評価、ベンチプレス120キロ超えのマッチョマンであることも話題を呼んでいるが、鍛え抜かれた肉体から放つ力強い投球で周囲の度肝を抜いた。
投手王国の阪神では、先発、救援ともに多彩な顔ぶれが揃うが、ここまでのパワーピッチャーが加われば、層に厚みが増すことは間違いない。
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