虎の育成右腕が衝撃デビュー、実戦初登板でいきなり158kmの火の玉ストレートを披露
掲げた看板に偽りがないことも証明した。秋田出身で地元の明桜高では甲子園出場はならず。東京国際大を経て、昨年は四国アイランドリーグplusの徳島でプレーし、中央球界では無名とも言える存在だった。
飛躍のきっかけは、見事な逆三角形の肉体を育て上げたウエートトレーニングにあったという。大学時代に筋トレに目覚め、体重とともに球速が劇的に速くなった。新入団会見で自慢の肉体美が強調されたユニホーム姿はファンの間で瞬く間に話題となり、新人合同自主トレ中もムキムキの上半身と、はちきれんばかりのタンクトップ姿が注目された。ベンチプレスの重量は140kgを誇る。
ドラフト1位の伊原陵人、同3位の木下里都らを押さえ、チームの新人投手一番乗りで実戦出場を果たし、いきなり衝撃を残した。常人離れしたシルエット、そして投げる球筋は、まさに投げる「ロマン枠」。虎の背番号127は、実戦を重ねるたびに注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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