中国に続き台湾も野球の最終予選を辞退・・・東京五輪の野球競技開催の意義とは
他国よりコロナウイルスへ危機意識の高い台湾の答えは、辞退。実は最終予選の辞退は2チーム目。今月上旬には中国が既に辞退を表明していた。これにより6チームで争うはずだった最終予選の参加は4チームに。オーストラリア、オランダと、5月31日にフロリダ州で始まる米大陸予選で2、3位となった2チームによって、東京五輪出場6チーム目の最後の椅子が競われる。
台湾は五輪5度の出場を誇る強豪。1992年のバルセロナ五輪では郭李建夫らを擁し、準決勝で日本代表を撃破。決勝ではキューバに敗れたが銀メダルに輝いた。2013年WBCの2次ラウンドでは、陽岱鋼、王建民らが侍ジャパンに立ちはだかり、9回2死までリードしたまま日本を崖っぷちまで追い詰めた。
東京五輪も、王柏融(日本ハム)、チェン(阪神)、宋家豪(楽天)、陽岱鋼(巨人)、前ロッテの陳冠宇らNPBファンにはなじみの存在も加わり、強力なライバルとして稲葉ジャパンの前に立ちはだかる可能性は十分にあった。ウイルスの前に涙の辞退を選択せざるを得なかった好敵手。ただでさえ本大会に6チーム参加と少ない東京五輪の野球競技において、その意義に疑問符を投げかける一端になりかねない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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