中国に続き台湾も野球の最終予選を辞退・・・東京五輪の野球競技開催の意義とは

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 台湾の中華職棒大連盟(CPBL)は25日、6月にメキシコで予定されている野球の東京五輪最終予選の辞退を発表した。世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が広がり続けており、CPBL会長は「非常に苦しい決定だ」とコメントした。

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 最終予選は本来、6月に台湾の台中で行われる予定だった。世界の中でも感染封じ込めに成功し、優等生と見られていた台湾。だがここにきて、台湾内での感染が広がり始めていた。域内での感染確認は、5月14日までの累計がわずか160人ほどだった。ところが15日以降の半月間だけで4000人を超す感染者を出してしまった。

 感染源は国際線のパイロットとも言われている。厳しい水際対策で感染を防いできたが、隔離日数の短縮が思わぬほころびを招いた。事態を受けて、入国制限を強化。これにより、最終予選の舞台は台湾から、今月上旬にメキシコへと移されることが決まっていた。

 一度ウイルスの侵入を許した台湾の苦労は続いた。域内住民の危機意識は緩んでおり、瞬く間に感染拡大。台湾プロ野球はすぐに無観客開催を余儀なくされ、18日からは週内の11試合の延期を決めた。このあたりの対応は、NPBよりもはるかに素早く厳しいものとなったと言えるだろう。





 次なる焦点は、メキシコへの長期の海岸遠征となる東京五輪最終予選への参加の是非となった。野球は台湾で最も人気のあるスポーツだ。2019年11月に行われた世界大会・プレミア12でも、台湾は1次ラウンドの会場となった。この大会で、既に開催国枠として出場を決めている日本に次ぐアジア最高位を勝ち取れば東京五輪出場が決まっていたのだが、惜しくもその座は韓国に奪われていた。

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