「サラーの脅威を完全に排除」リバプール撃破に貢献の冨安健洋を英メディアが激賞!「トミヤスが陰のヒーローだ」

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(C)Getty Images

 今季初先発で大仕事をやってのけた。

 アーセナルの冨安健洋は、プレミアリーグ第9節リバプール戦で今季リーグ戦において初めてスタメン出場を果たした。ディフェンスラインの左サイドバックとしてピッチに立ち、フル出場でチームの3-2の勝利に大きく貢献している。

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 エジプト代表FWモハメド・サラーをはじめ、世界各国のスター選手が顔を揃えるリバプールを相手に、冨安はこれまでとは異なるポジションながらも、安定したディフェンスを披露した。リバプールの右サイド、サラーとも怯むことなくマッチアップ、昨季のプレミアリーグ得点に自由を与えなかった。

 この試合の冨安へは欧州メディアも高い評価を送っている。アーセナルの話題を扱うサッカーサイト『Gooner Talk』でもリバプール戦を伝えており「タケヒロ・トミヤス、アーセナル対リバプール戦のヒーロー」と銘打った記事の中でプレーを称えている。

 同メディアは「トミヤスは、キアラン・ティアニーに代わって左サイドバックで先発出場し、そのチャンスを生かすべく、見事な守備をみせた。モハメド・サラーからの脅威を完全に排除し、1時間後にサラーが退場しても不思議はなかった」と、パフォーマンスを評した。

 さらに「元ボローニャのDFは今シーズン、右サイドバックではベン・ホワイトに次ぐ役割を担っていたが、彼は今日、左サイドバックでも非常に有用であることを示唆した」として、冨安のユーティリティ性を強調。その上で「両足に力を持つトミヤスは、レッズ戦で7回のデュエルと3回のタックルに成功した。また、90分間で6回のクリアを行った」とこの日のプレーを振り返っている。

 その上で「(ゴールを決めた)ガブリエル・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、そしてガブリエル・ジェズスは間違いなく賞賛を浴びるだろうが、私たちはトミヤスがこの日の陰のヒーローであると見ている。エミレーツでサラーを1時間以上抑えていたことは、勝点3を獲得するために不可欠だった」として、冨安が強豪撃破の立役者であると主張した。

 この勝利でアーセナルは今季リーグ戦7勝目で、首位をキープ。チームの好調を支える存在として、背番号18がさらに注目を集めることは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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