誕生日を迎える今日の試合で達成なるか!?西武・栗山が2000本安打まであと「2安打」 次に大台に近いのはどの選手?
西武・栗山巧外野手の偉業達成が間近に迫ってきた。1日のロッテ戦は2安打で快勝に貢献し、通算1998安打。名球会入りの条件である2000安打の大台にあと「2安打」とした。
3日の楽天戦は38歳のバースデー。記念日に節目到達なるかと注目を集めている。相手の先発は田中将大投手。これ以上ない相手となる。
日本球界での2000安打達成は、昨年11月8日の巨人・坂本勇人以来、54人目となる。20年目を迎えた栗山は今季も衰え知らずの勝負強さを発揮し、ここまで72安打。昨季はチームトップの打率・272をマークし、円熟の打撃技術にますます磨きがかかっている。
金字塔を打ち立てるのは間違いない状況だが、ではその次に2000安打の大台に近いのは誰なのか。
現役で栗山に続くのは、元チームメートでもある巨人・中島宏之で、9月1日現在1884安打を放っている。栗山より1学年上の39歳。昨季は100試合に出場して117安打放ち、打率・297、7本塁打、29打点と復活を遂げた。今季はここまで50試合に出場し、34安打、打率・296、4本塁打、20打点。メジャー挑戦しながら故障も重なり出番がなく、2013、2014年の2シーズンはほぼ棒に振ってしまった。そんな足踏みもあったが、ここにきてベテランの味を発揮しており、一時は険しく映った2000安打の大台到達への可能性は、再度ふくらんできている。
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その次はソフトバンクの松田宣浩で1798安打。栗山と同学年の38歳で、今季はここまで93試合に出場し、70安打、打率・236、11本塁打、36打点という成績。120試合に短縮された昨季は90安打で、11年ぶりに2桁安打にとどまったが、まだまだレギュラーでの活躍が求められるところ。チームの浮上にも欠かせないムードメーカーで、終盤での固め打ちに期待が集まる。
続くのが阪神・糸井嘉男の1710安打と、中日・大島洋平の1705安打。40歳の糸井は昨季、12年ぶりの2桁となる72安打。今季は新人・佐藤輝明の登場もあり、14安打にとどまっている。ここにきての急失速で、2000安打には黄色信号か。
大島はまだ35歳と若く、ここまでリーグ3位の117安打と快調に安打を重ねている。2019年は174安打、昨年は146安打で2年連続最多安打賞を獲得中で、3年連続タイトル獲得の可能性も十分にある。糸井を追い抜くのは時間の問題といえそうで、大きな故障などがなければ大台到達への道のりが開けそうだ。