巨人の大補強は「正解」だった!? 必ず起こる想定外のアクシデント 層の厚さが優勝の行方を決める
「それでも阿部監督は日本一奪回に向けて、勝てる捕手、勝ち方を知っている捕手こそがチームに必要だと思ったのでしょう。キャッチャーについてはトップ・オブ・トップの阿部監督が獲得を熱望したことが、全てを物語っています」(前述のデスク)
中日から移籍したクローザーのライデル・マルティネス、DeNAを自由契約になった左腕・石川達也、現役ドラフトで日本ハムから獲得した中継ぎの田中瑛斗も、確かな戦力になっています。
「阿部監督とすれば、何とか終盤をリードした状態で迎えて、マルティネスに9回を託すような展開にしていきたい。そうでないと『宝の持ち腐れ』になってしまいますから。今後もペナントレースは長い。何が起きるか分かりません。今は2軍でくすぶっている秋広や浅野が再ブレイクする可能性だってある。層の厚さこそ、最大の『危機管理』と言えるのです」(前述のデスク)
まずは交流戦まで5割をキープし、夏場に向けて一気に連勝を重ねられるか。阿部監督の手腕に注目です。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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