ヤクルト、リーグ3連覇の「死角」 球界OBから指摘された、テコ入れが必要な「選手の名前」
現役時、大洋(現DeNA)や日本ハムでプレーした野球評論家の高木豊氏がYouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』の12月20日に配信となった「【プロ野球12球団から選考】期待していたのに「どうしたんだ?」と思わせる「がっかりナイン」を発表します!」において、山田の不振について言及した。
高木氏は「彼の数字はベースがトリプルスリーだから、そりゃ苦しいよ。3回もやっちゃったんだから」として期待される成績のハードルが高いことを強調し、体力的に落ちる年齢ではないとしながらも「なんとなくすっきりしない。成績も含めて」と語っている。
さらに「村上のチームになっちゃった」「キャプテンでトリプルスリー3回もやっている偉人でしょ!?」と言葉を続け、「苦しいけどファンの期待に応えなきゃいけない。だけど、それだけの選手だから」と力を込めた。
また、不振の原因についてははっきりとしていないとして「自分の中で何か起きているのかも分からないけれども」と述べながら、「ファンの期待はそこ(トリプルスリー)にあるから」とあくまでも4度目の偉業を目指すべきと主張した。
現在30歳の山田に対し、高木氏は他にも「これから充実期に入っていかなきゃいけない」と発破をかけている。その言葉通り、来季以降もチームの先頭に立ち、攻守で躍動する山田の姿が見られることを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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