アベック満塁弾の阪神・ボーアとサンズ 驚異の勝率の7月と両助っ人の成績を徹底比較
ここで28日現在までの両助っ人とチームの、6、7月の成績を比べてみたい。
●チーム
6月 2勝8敗
7月 14勝6敗1分け
●ボーア
6月 31打数6安打、打率・194、0本塁打、1打点
7月 61打数19安打、打率・311、7本塁打、18打点
●サンズ
6月 11打数1安打、打率・091、1本塁打、3打点
7月 68打数24安打、打率・353、5本塁打、17打点
数字を見比べてみれば一目瞭然。現在、セ・リーグでナンバーワンの勢いをもたらしているのは、両助っ人砲に他ならない。
同一チームで1試合2本のグランドスラムは、昨年巨人が阪神戦で炭谷とゲレーロが記録して以来、史上28度目。ともに外国人選手に限れば、1978年4月に広島のギャレットとライトルが中日戦で放って以来、42年ぶり2度目となる。
ギャレット、ライトルといえば、その翌1979年に広島の日本シリーズ初優勝に導いた伝説の2人組。ギャレットは78年にシーズン40本塁打するなど、在籍3年で102本塁打。ライトルは広島在籍6年で157本塁打を放った。山本浩二、衣笠祥雄に続き広島黄金時代に欠かせなかった2人だ。
カープ伝説の再現は、タイガースにももたらされるのか。序盤のつまずきを取り返して余りあるボーアとサンズの逆襲。多くの虎党は2人は「本物」と確信し始めたに違いない。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]