【RISE】ネクスト天心こと田丸辰がRISEエキシ2試合を語る「自分とそこまで差はない」
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE on ABEMA」が16日開催された。
新型コロナウイルスの影響で無観客試合となったが、注目カードが多数行われた。
今大会、ABEMA中継の解説に19歳にしてRISE元スーパーフライ級王者の田丸辰が登場。
原口vsベイノアによる王者同士のエキシビジョン、そして自身も参戦が予定されている「RISE DEAD OR ARIVE -53kgトーナメント」に名を連ねる志朗vs石井一成によるエキシビジョンマッチについて、試合の感想や自身の見解を、本誌独占インタビューで語ってくれた。
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王者同士のエキシビジョンマッチ
まずは、今回急遽開催が決定した、原口健飛と「ブラックパンサー・ベイノア」のエキシビジョンマッチ。
同じ選手としての立場からこの王者同士の対決を、田丸はどう見ていたのだろうか。
「チャンピオン同士の対決なので、他の試合に比べてより一層迫力を感じましたね。エキシビジョンという戦いにも関わらず、口が切れてしまっていたりしていたので、本気の戦いになると半端ないんだろうなと感じました。」
今回、ライト級の原口vsミドル級のベイノアという、体格差を超えた対決であったが、その点田丸は
「実際に見ていて、やはり原口選手の方がキツそうというのは感じましたよね。普通に構えているだけでも、ベイノア選手の方が大きいので下がらされる。そう言った部分で、疲れるんだろうなと思いました。」
と語り、仮に両者が同じ階級で対決を想定した場合については
「技術とか、テクニック的には原口選手の方が強いんじゃないかなと思いますね。切り返しや技のバリエーションは半端ないので・・・。」
と、自身の見解を口にした。
また、今回の体格差対決のように、自身が自分より上の階級の選手と戦う場合の対策としては、
「以前鈴木真彦選手と戦った時、向こうが一つ上の階級だったんですが、撃ち合わずに、足を使った戦い方がベストなんじゃないかなと思いますね。」
と、過去の経験も踏まえてコメントした。