「ツノダの忍耐が報われた」角田裕毅のレッドブル昇格は今週末の発表か 2戦で交代のローソンには同情も「極めて過酷な決定のひとつ」
また、ローソンはグループ内における降格の他、解雇の可能性もあるとして、同メディアは「ローソンのわずか2戦での解雇が現実となれば、F1史上でも極めて過酷な決定のひとつとして記憶されるだろう。昨年、チームが低迷していたにもかかわらずセルジオ・ペレスがシーズンを完走したことを考えると、この動きはさらに厳しいものと見なされる」と指摘する。
昇格が決定的であるという角田に対しては、レッドブルで担う役割にも言及し、「マックス・フェルスタッペンのチームメイトの座は、近年F1で最も過酷なポジションとなっている」と説明。これまで、満足なパフォーマンスを残せたドライバーが少ないと振り返りながら、「ツノダはレッドブルで6人目のチームメイトとなる。過去にはローソン、ペレス、アレックス・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルドらがこの座を経験した」と綴っている。
またトピック内では、中国GPの中で行われた角田のインタビューを振り返っており、「上海のメディアエリアでツノダはローソンのシートについて質問された際、『オファーが来たら受けるか?』という問いに、『もちろん、100%受ける』と即答した」というやりとりの様子も記されている。
角田のその言葉が、いよいよ現実のものとなるのか。レッドブル首脳陣の動向に注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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