新庄ハム「電撃退任」はありうるか ささやかれるフロントとの「暗闘」とは

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 日本ハムは元々「スカウティングと育成」を掲げ、自前の選手を育てることでチームを強化してきた経緯がある。

 「これまではダルビッシュ、中田、大谷などドラ1で一世を風びした選手も多く、結果にも結びついてきた。しかし近年はドラ1選手も伸び悩んでおり、補強の必要性がいわれている」(同)

 新庄監督は8月中旬に補強についてすでに言及。「足の速い選手、長打のある選手、ゲームを作れる投手」を補強ポイントにあげ、今オフのFAは西武・森、広島・西川、阪神・西勇など例年になく「豊作」といわれていることもあり、「全員獲りに行ったろうかな。(条件面で)足りなかったら俺が出す」とチーム強化に賭ける熱い思いを明かしたこともあった。フロントにも「トライはしてほしいな」と、補強を促していた。

 今シーズンについては「ファンの方々には申し訳ないけど(今年は)優勝目指さないじゃなくて、目指せなかった」と本音を吐露する場面も。様々なことにトライしながら見えてきた課題にどう取り組むのか。

 2016年以来、リーグ優勝からは遠ざかり、今年は4年連続のBクラスが決定。今オフはチーム強化に関するフロントの姿勢も改めて問われそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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