F1に「V10」エンジン復活論 FIA会長が突然提唱 レッドブルのホーナー代表も「持続可能な燃料ができれば」と支持を表明
「個人的には、スポーツの観点から、F1の将来のエンジンがどうあるべきか、特に持続可能な燃料の動向を考えると、あらゆる可能性が開かれることになる」と語り、「純粋主義者の私としては、持続可能な燃料が確実にできてグランプリレースのサウンドを再びもたらすことができるのであれば、V10に戻すことを歓待したい」と続けた。
V10エンジンが復活したとしても導入は早くても2030年。当面はV6ターボのハイブリッドエンジンで戦っていくことになる。ただし、F1に参入する自動車メーカーはモータースポーツでV10エンジンを開発してきた実績があり、ホンダもトヨタもかつてはF1用に2005年まで開発を続けた。将来に向けて温室ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの技術が進み、環境に優しい100%持続可能な燃料も導入されれば、V10のオプションはおのずと生まれてくる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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