かつてはトップチームとしてF1を席巻した古豪・ウィリアムズが身売りへ・・・その要因とは

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ウィリアムズのクレア・ウィリアムズ副代表(チーム提供)

 大口のスポンサーを次々と失い、有能な技術者もチームを離れた。その結果、自転車操業状態となり、昨季は部品の品質低下や調達遅延で四苦八苦。2015年には製造者部門3位を獲得したのを最後に低迷の一途をたどり、18、19年と2年連続で最下位の部門10位に甘んじた。

 過去に名門と呼ばれた独立系チームのブラバム、ロータス、ティレルも身売り後に姿を消した。マクラーレンは数度の経営陣変更で生き残ってはいるものの、自動車メーカーになったフェラーリを除けば、1960年代から同族で経営を続けているのはウィリアムズしかない。

 7月にずれる公算が大きいシーズン開幕戦には「ロキット」のスポンサー名を外したマシンで臨むが、活動がどこまで持ちこたえられるかは身売り交渉次第。身売りすれば、チーム名が変更される可能性もあり、再建に失敗すれば、チーム自体が消滅する恐れもある。

 仮にウィリアムズが撤退するとF1参戦チームは史上最低の「9」に。「パンテーラチームアジア」など新規参戦に名乗りを上げているチームはあるが、最悪の展開を迎えつつある。

[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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