15人制に続け!「ワールドラグビー セブンズシリーズ」に挑む男子セブンズ日本代表が語る7人制ラグビーの魅力と東京五輪への展望
15人制以上のスピードやトライの爽快感を味わえる7人制ラグビー「セブンズ」。コアチームと称される強豪国代表が世界各地を転戦しポイント制で総合優勝を争う7人制ラグビーの世界最高峰「ワールドラグビー セブンズシリーズ」を、WOWOWではドバイ大会より放送・配信している。
コアチームからは降格している日本代表も複数の大会にスポット参戦する予定。2016年のリオデジャネイロ五輪で惜しくも4位に終わった男子セブンズ日本代表にとっては、来年の東京五輪で悲願のメダル獲得を果たすためにも絶好の強化の場となるはずだ。
「いわば鬼ごっこが続いていくようなもの。」
ドバイ大会の前に、WOWOWでは男子セブンズ日本代表の岩渕健輔ヘッドコーチ、キャプテンを務めてきた小澤大選手、さらに桑水流裕策選手、藤田慶和選手にセブンズの魅力や今後の目標などについて聞いた。
15人制と同じ広さのピッチで、7分ハーフで行われるセブンズ。その特徴について岩渕ヘッドコーチは「いわば鬼ごっこが続いていくようなもの。初めての方が見ていてもわかりやすい」と説明。選手たちも「縦に突くことが多い15人制に対し7人制はワイドに(横方向に広く)展開する」(小澤)、「常にボールが見えて、常にボールが動く」(桑水流)、「1対1で抜く時のステップや単純な足の速さがおもしろい」(藤田)とその魅力を挙げる。
また、セブンズシリーズでの目標については「東京五輪でメダルを獲るためにはトップ8に入り、トップ8との戦いを経験する必要がある」と岩渕ヘッドコーチが語ると、選手も全員が「ベスト8」と回答。「みんなでいいプロセスを踏んでいきたい」(藤田)とさらなる成長を誓う。