【WRC】来季からハイブリッドに。次世代車両「ラリー1カー」とは

タグ: , 2021/11/23

走行テストが続けられているラリー1カー仕様のトヨタ・ヤリス((c)WRC.com)


 これまでのラリーファンはスバル・インプレッサや三菱ランサー、トヨタ・セリカなどベース車両の性能の高さに魅了され、その結果、車両の購買につながった一面があった。が、ここ数年は欧州を中心に電気自動車(EV)導入の波が押し寄せ、WRCも内燃機関のエンジンだけに頼るわけにはいかなくなってきた。これも時代の流れといえる。

 WRCはオフの期間が2カ月ほどしかなく、1月のモンテカルロラリー(モナコ、フランス)で新シーズンの開幕を迎える。そのため、各チームともラリー1カーの開発や走行テストの真っただ中。もちろん、戦闘能力も未知数でどのような戦いの構図になるのか、実戦を走ってみなければ分からないところだ。

 トヨタWRCチームのチームオーナーを務める豊田章男トヨタ自動車社長も「来年からは新たなレギュレーションのクルマに変わります。その開発も佳境を迎えているとのこと」とコメントし、さらには「来シーズンもファンの皆さまにエキサイティングな気持ちになってくれるようなクルマを準備していきましょう! 一戦一戦を走りきってもっともっと強いヤリスをみんなでつくっていきましょう!」。新カテゴリー元年のダブルタイトル獲得に強い意欲を示した。

[文/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)







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