WRCサファリラリーが19年ぶりに開催 日本人初のサファリラリー優勝者、藤本吉郎からエール
カストロールカラーが懐かしいトヨタ・セリカGTーFour(トヨタ自動車提供)
サファリラリーがWRCに復活したことにちなんで、シリーズ公式サイトは藤本のインタビュー記事を掲載した。現在は61歳で、サスペンション専門メーカー「テイン」の代表取締役専務を務めている。数多くのサファリ優勝者の中から藤本が選ばれたことについては、その年だけWRCではなかった95年の大会で優勝したことに主催者側が改めて敬意を表したとみられる。
インタビューによると、藤本はWRCとして再び開催されることを「非常に素晴らしく、ケニアにこのラリーが戻ってくることは、とてもうれしい。ケニアは私の第二の故郷の一つ。いい思い出ばかり」と歓迎した。
トヨタの後輩として勝田貴元がトップカテゴリーのトヨタ・ヤリスWRCでシリーズにフル参戦しており、「トップレベルになるにはWRCで最低でも3~4年の経験が必要。なぜなら、それぞれのラリーが異なる特性を持っているから。貴元はうまくやっている。あとは完走を続けること。速く走りすぎず、経験をさらに積むことが大事。そうすれば表彰台のてっぺんに立つことができる」とアドバイスした。
WRCを戦うトヨタにとっても藤本が制した1995年以来、26年ぶりのサファリ優勝がかかる。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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