元巨人・陽岱鋼 日本球界復帰の「ウルトラC」とは
巨人を退団した陽岱鋼外野手が17日、自身35歳の誕生日にインスタグラムを更新。新幹線と笑顔の絵文字を付けて「台中」とつぶやいた。
最近の動向がまったく伝わっていなかった陽の最新フォトにファンは歓喜。「お誕生日おめでとうございます!」の声から「どこに行っても応援してます」や、未だ行き先が決まってないことで、「ファイターズに戻ってきてほしいです!」など古巣への復帰を熱望する声もあった。
陽は2006年に日本ハムに高校生ドラフト1巡目で入団。走攻守そろった選手として日本ハムの中軸として活躍した後、2017年に巨人と5年総額15億円(金額は推定)の契約を結び、FA移籍を果たした。超大型契約の行方が注目されたが、結果として契約最終年となった昨季はわずか7試合の出場に終わるなど、後年は出場機会が少なくなっていた。
球団からは新たに再契約を提示されたが本人が「新たなステージで挑戦したい」という意向を示し、自ら退団を申し入れていた。
「新たなステージ」が何を指すのかが気になるところだが、仮に日本球界での活動を希望しているとすれば「追い風」ともいえるのは、現在のコロナ禍だ。
オミクロン株が急速に拡大する中、各球団が頭を悩ませているのが新外国人選手の入国問題だ。各球団の新外国人選手について、NPBの斉藤コミッショナーは「新規契約をした外国人の入国、家族の入国は相変わらず厳しい線だと思いますが、これから交渉していくことになると思います」と今後も政府と継続して交渉していく方針を示しているが、先行きは不透明だ。