481億円主砲はバットすら握れず、大エースは右肘に懸念…復権目指すヤンキースが迎える“地獄の春”「何かがおかしい」
主砲が長期的な治療を強いられる可能性が高まる中、ヤンキースにとってさらなる不安材料となっているのは、コールの状況である。
コールは現地時間3月6日に行われたツインズとのオープン戦に先発し、3回途中6失点と乱調。直球の平均球速は154キロを計測して出力に問題は見られなかったが、制球が定まらず……。不安を抱えた試合後に事態が急変。『New York Post』の取材に応じた本人によれば、「家についてから痛みはひどくなった。何かがおかしいんだ……。眠るのも大変で、翌朝は不安でしかたなかった」という。
昨春にも右ヒジを痛めて戦線離脱を余儀なくされていたコール。球団の設けたMRI検査を経てのセカンドオピニオン次第では、トミー・ジョン手術などの大規模な治療を受ける必要性も出てくる。
「あの先発(ツインズ戦)をするまでは最高の状態だった。リスクを軽減する計画を立て、それを実行できていたからね。まだ希望はあるけど、不安だ。最善を願っている」
そう漏らすコール。仮に大エースが長期離脱を余儀なくされれば、投打の柱が欠けることになり、ヤンキースのダメージは計り知れない。
まさに地獄のような春を迎えているヤンキース。今オフはフアン・ソトとの再契約にも失敗するなど帝国復権に向けた道のりは険しくなる一方だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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