とうとう「身内」から批判も!巨人・丸 指揮官が「二軍落ち」を決断できない理由とは

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「本当だったら、もう少し早い時点で下に落とすべきだった。ここまでゲームが進んでいくと、抹消期間の10日間を考えれば、逆に難しいかもしれない(残り26試合・21日現在)」(球界OB)。

 一方でクライマックスシリーズ(CS)を見据えた起用法も考えるべきという意見も上がる。

「丸は打席を消化することで調子を取り戻していくタイプ。今でも原監督は『これ以上、下で調整する選手を出したくない』と中田も二軍落ちさせたばかりとあって、悩んでいるらしいが、やるなら一刻でも早いほうがいい。理想はリーグ3連覇でしょうが、最終目標の日本一を見据えれば、調子の波をどこに持っていくかを冷静に見極めるべきではないか」(別の球界OB)。シーズン中は丸の復調を諦め二軍で再調整させ、CSでの爆発を期待するといったマネジメントだ。

 ただ、決断力の早さ、正確さで定評のある原監督をして丸の二軍落ちを決断できないのには「複雑なチーム事情」もあるという。

「同じくFA砲の梶谷の調整遅れが響いているようです。本当だったら、ハイネマンと同時期に昇格の予定だったが、持病の腰痛などもあり、ファームの試合にも出場できていない。もう少し時間がかかるでしょうね」(同)。
 

 残り26ゲームで3・5差は目指す優勝に向け、デッドラインともいえる。ここから巻き返しを図るには丸を始め、打線の奮起が欠かせないが・・・。

 常勝軍団が、最大のピンチを迎えている。

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[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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