球界の非常識は成功者によって常識に。オリックス山本の変則アーム投げは大谷二刀流に続けるか
都城高(宮崎)から16年ドラフト4位入団。全国的に無名だった山本がプロで大ブレークし、アーム投げへの見方も変わりつつある。偏見の目でみられてきた変則投げが、いつしか「個性的なフォーム」とプロの専門家にも受け入れられはじめる。巨人の21歳戸郷も肘を曲げない独特のアーム投げで、2年連続9勝。山本に影響され、投球フォームのまねをするプロ選手も出てきた。
過去の非常識は、1人の成功者によって常識へと変わる。投打二刀流に否定的だった日米野球界の古い常識は、大谷翔平という存在によってくつがえされた。タブー視されてきたアーム投げも、山本の活躍で新しい歴史が作られるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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