山本由伸、衝撃の「0.90」 メジャートップの貫禄を示す“支配力”に米愕然「ヤマモトは正真正銘のエースだ」

ブレーブス打線を見事に牛耳った山本由伸。(C)Getty Images
圧巻の投球で強力打線をねじ伏せた。現地時間5月2日に敵地で行われたブレーブス戦にドジャースの山本由伸が先発登板。6回(91球)を投げ、被安打1、無失点、6奪三振と好投。6回2死までノーヒットに抑える投球を披露した。
【動画】敵打者は呆然…山本由伸が圧巻のコマンド力を発揮した奪三振
19球を要した初回を無安打無失点で切り抜けると、背番号18は勢いに乗った。2回以降は4回までに5三振を奪う力投で、昨季にリーグ2位の213本塁打を放った強力打線を支配する。
まさに快投を続けていた山本は、6回2死から2番のオースティン・ライリーに右中間を破られる二塁打を許して初安打を献上。突然のピンチを招いたが、続く3番マルセル・オズーナを外角低めのボールゾーンへと曲がり落ちるカーブで三塁ゴロに仕留め、危なげなく抑えきった。
強力打線をもろともしなかった。その凄みは何よりも数字が物語る。今季7登板での防御率は両リーグトップとなる0.90。衝撃のゼロ点台を残し、WHIPも0.93のハイアベレージを記録。さらに奪三振率は11.03、被打率.173で、いかに今の山本が支配的な投球を続けているかを示していると言えよう。
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